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リブロ書店「著名人の本棚」―市川春子
リブロ渋谷店の名物コーナー「著名人の本棚」より、作家の市川春子さんの愛読書紹介
【25時書房へようこそ。おもえば私の読書遍歴は、ひとつの本から辿ってどんどん広がっていくものでした。
中でも日記、随筆、手紙、思想など、自分だけの内奥を探っていたら宇宙と繋がってた、そんな気持ちにさせてくれるものを選んでみました。どうぞよろしく。】
- 澁澤龍彦「玩具草紙」「胡桃の中の世界」「高丘親王航海記」「少女コレクション序説」「フローラ逍遥」「旅の仲間 澁澤龍彦/堀内誠一往復書簡」
- 【本は面白いかも、と思わせてくれたのはこのお方でした。真面目でフラット、膨大な知識を蔵しながらも空想に遊び、純と淫の錬金術を楽しみ、好みにうるさく無邪気。私の考えるかっこいい大人像です。】
- ジョルジュ・バタイユ「エロティシズム」「文学と悪」「マダムエドワルダ/目玉の話」
- 【禁忌と侵犯についてがおもしろいなーと思って何度も読みました。基本的に難解なので、何度も話を聞いているうちに好きになってしまうかんじです。】
- カフカ「審判」「変身/断食芸人」
- ゲーテ「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」
- ジャン・コクトー「恐るべき子供たち」
- 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
- トーベ・ヤンソン「ムーミンパパ海へゆく」
- 稲垣足穂「一千一秒物語」
- ジュール・ルナール「博物誌」
- 【観察することが表現の根の部分なのかもと思わせてくれます。】
- 原田敏明・高橋貢「日本霊異記」
- 【神様のお恵みはちょっとえっち。】
- 高馬三良「山海経」
- 【キメラ好き集まれ!】
- 杉浦日向子「百物語」「百日紅」
- 【何度でも読みたくなる人間と異端の息づかい。構成の力強さはこの世の物とは思えない。】
- 高野文子「奥村さんのお茄子」
- 【何度読んでも発見があります。】
- 永井豪「デビルマン」
- 【混乱して震え上がった漫画。】
- 黒田硫黄「大日本天狗党絵詞」
- 【気高い喧騒と清々しい黒がいつまでも心に残ります。】
- 横山裕一「ベビーブーム」「NIWA」
- いがらしみきお「ぼのぼの」
- しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」
- 尾形光琳「光琳図案」
- 【実に簡単そうにかわいく描くと言うのは本当にすごいですね。】
- 葛飾北斎「北斎漫画」
- 【実に簡単そうに楽しそうに描くと言うのは本当にかっこいいですね。】
- 田中一村「田中一村作品集」
- 【誠実が実を付けるとこうなるのでは。】
- 地球自然ハンドブック「宝石の写真図鑑」「昆虫の写真図鑑」「貝の写真図鑑」
- 【自然のあてのない美しさを見るとほっとします。】
- エルンスト・ヘッケル「生物の驚異的な形」
- 【生命の計算され尽くした規則性を見てもほっとします。】
- 織田憲嗣「ハンス・ウェグナーの椅子100」
- 【歩き出しそうな滑らかさ。】